店番2人の日々の申し送り帳
黒木さんの版画。






まもなく黒木周さんの版画展が始まります。

黒木さんとの出逢いはかれこれ10年以上前になりますよね。

多くの工芸作家のグループ展の企画で陶芸、染織、ガラス、金工…
どの作家さんも女性ばかりの中、
とっても作品が素敵だからと紹介された黒木さんは黒一点!?。
初めてお会いした時、チノパンにシャツを着たとても親近感わく様な、
お隣に住んでいる爽やかなお兄さんという感じでした。(ごめんなさい、黒木さん。)

それまで器を紹介する場として、作品を選んで頂く場、そんな空間を作る私たちでしたが
黒木さんの絵画を見て不自然じゃなく、とても心地がよくしっくりときたのでした。
そして額一枚あることで器との距離感も縮まる。
暮らしの中のイメージが浮かび上がるような、とっても不思議な気持ちでした。


黒木さんの作品は抽象画。
使う絵の具の色味が生活に心地よく入ってきます。
和紙のような質感に仕上げられた奥行きのある版画は木版ではなく原版に布を使ったり、
キズを付けて絵の具の素材の折り重なりに表現された偶然性、必然性。
見る人それぞれに楽しめる気持ちのよい版画作品なのです。

364では食と道具を主に扱っています。
けれどおいしいご飯は最終的には空間のしつらえの中で
どれだけおいしく頂けるのかということも重要だと思っています。
暮らしの中ではちょっとだけお花を飾ったり、
お気に入りの置物をひとつ置くだけでも心地よさは広がります。

お気に入りの額を一枚壁に飾り、ゆっくりお茶を飲む。
こんな暮らしのかけらが私たちを豊かな気持ちにさせてくれる
大切な要素なのだと思っています。


今回は特別に黒木さんと私たちが知り合った頃の作品から現在に至るまで、
また昨年にアトリエモンパルナス(リトグラフ工房【idem】)に渡仏された際に製版した作品も見ることができます。お愉しみに。


黒木周「版画展」
10月16日(金)→26日(月)
[18日は黒木さんが364にいらっしゃいます]



画像が荒れていてすみませんが少しだけ黒木さんの版画作品を下記にご紹介致します。
(364の展示会で出展されるものとは限りませんのでご了承ください。)



リトグラフ工房 IDEM



パリ国立図書館にて(作品収蔵)




*馬喰町ART+EATにて「食べるがまんなか。器と道具展」開催中
 是非、ご高覧くださいませ。
住のこと comments(2) trackbacks(0)
Comment








山口さま
こんにちは。コメントどうもありがとうございます。
山口さんのお宅にも黒木さんの版画が仲間入りですね。ひとつかかっているだけで不思議と今までとちがう何かが感じられますよね。

今回の展示会は黒木さんが18日に東京へいらっしゃるということで
いつもよりも少し長く会期を設定致しました。
きっとお忙しいことと思いますが、もしもご都合が付きそうでしたら
是非、いらっしゃってくださいね。
364ならではの座の目線で見る黒木作品も良いものです♪
ではまたお会い出来る日を楽しみにしております。
from. 駒井 | 2009/10/16 11:29 |
364様
こんにちは。
6月頃初めてお邪魔しました山口です。
黒木さんの版画展、いよいよ開催されるんですね!
我が家にも、ついに黒木さんの版画がやって来ました。
私が選んだので淡い色のものですが、すっと家に溶け込んで優しい気持ちになれます。大きい作品はどこか、着物の柄を想像させる「和」のテイストのように思え、それが心を落ち着かせるのかもしれません。2001年・2007年の作品と黒木さん入門となったBLOCkS-11、どれも大好きな作品です。
18日の黒木さんがいらっしゃるときに伺いたかったのですが、地区の祭典で出かけることが出来ません。残念です。
開期中に伺いたいのですが、この頃出かけてばかりでお許しがでるか・・・心配です。
 でも、364さんのおかげで黒木さんの版画に出会えました。
ありがとうございます!!

山口直子
from. 山口直子 | 2009/10/14 17:08 |
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://weblog.sanrokuyon.com/trackback/1295468
<< NEW | TOP | OLD>>