店番2人の日々の申し送り帳
鎌倉のビストロ、テロワールさんへお食事に。

11月13日にお食事会をお願いしている
鎌倉のビストロ、テロワールさん。


今回のメインは鹿肉。
鹿肉を食べたことのない私たちは
どんな味なのかしら…ということで
いただきに行ってまいりました。

黒板のメニューは
どれも魅力的。
1行1行、じっくり読んでは迷い…
本日は3皿選んでみました。



シャンパンと白ワインで乾杯!

ゆっくり味わっていると
最初の1皿目が。
10月下旬の野菜・温製。


きれい!
色とりどりの野菜たち。
これは何だろうねー、などと話も弾みます。
ソースはゆるめのマヨネーズ。
酸味がきいていて、濃厚。
これがあっさりとした野菜によく合います。



1つ1つ野菜の味を噛み締めながら
ゆっくり食べているつもりなのですが
あっという間に完食。
結局、何種類の野菜を食べたのか
数えきれない程、
いろいろお皿に乗っていました。

2皿目は
カマスのパネ、秋なすのグリル。


白と茶色のフライ。
茶色は何?と思っていたら、
なんと、山栗の渋皮をパン粉変わりに使っているそう!

栗の味はしないのですが
ぱりぱりと香ばしく。
シンプルなカマスのフライは
ふわふわ。
対照的な食感でした。

渋皮ももったいない…ということで
オーブンで何時間もからからに乾かして
それをフードプロセッサーで細かくして
作ったそうです。
とてもとても時間がかかっているのです。

2人でしきりに、
「栗の渋皮をパン粉変わりにねぇー、へぇー。」
と感動していたのですが、
食材を余すことなく使う、というのは
もったいない、という気持ちだけでなく
好奇心や探究心がないと
実現しないことなのかも…と
改めて思いました。


秋なすのグリルも赤ワインソースと一緒に。
秋なすのじゅわっとしたみずみずしさと
フルーティーなソースが口の中で混ざり合います。
なすとぶどう、秋ですねー。



パンでお皿に残ったソースを拭いながら
2皿のお料理の味を2人で復習していると
3皿目、メインの鹿肉がやってきました。


子鹿の背肉ロースト。


どれどれ…とナイフを入れると…
柔らかい!
ナイフをきこきこ動かしてないのに
すっと切れてしまいました。
とろけるように柔らかくて、
なんというかふわふわした
おいしいレバーのような食感でした。

想像してたのは
ちょっと野性味を帯びたお肉の味。
でも食べてみたら、臭みもなく
本当にクセがないのです。
鹿っておいしい!と店主の野村さんに告げると、
「それはやっぱり、猟師さんの処理の仕方が上手だから。
 猟師さんのおかげなんです。」とのお答え。

確かに素材が良いのでしょう…
でもでも、野村さんが
素材を生かした調理をしてくださってるからこその、この1皿。

初めての鹿肉。
テロワールさんで食べられたことを
とても幸せに思いました。

世の中にはたくさんの食材やお料理があるけれど、
初めて食べたときに
おいしいと思えるかどうかで
好き嫌いが決まっていきます。

鹿肉はわたしたちの「好き」に決定です!
鹿肉のお料理はいろいろなところで
食べられるかもしれませんが
ぜひ、テロワールさんの鹿料理を
みなさんにも召し上がっていただきたいなーと
思いました。

鹿肉に興奮し、大満足したあとは
デザートで締めくくらないと!

生姜のケーキ。


ふわっとやさしく生姜の風味が広がって
発酵バターのリッチ感もあって。
優しい味のマドレーヌのような感じです。

満足な時間。
ごちそうさまでした。




おいしかったな、という食事をしたあと、
身体に沁み入るように癒されてゆくときと
しゃきっと元気がみなぎるようなときがあるのですが
テロワールさんは後者。
いつも、いろんな命をいただいて
血となり肉となった感じがします。

野菜が皮ごとお料理されていたり
お肉のいろんな部位が食べられたり…
丸ごと頂いているからだと思うのですが。

1皿1皿が美しいのはもちろん、
この素材をこんな風に料理にするんだ…という感動で、
自分の好奇心もくすぐられるせいもあるかもしれません。

おいしい料理とお酒で満たされて、
駅までの帰り道も心地よく。

13日はどんなメニューになるのでしょう?
わたしたちも楽しみでなりません。


※13日のお食事会は、
 12:00〜14:30→残り1名様 
 17:00〜19:30→満席となりました。キャンセル待ちを受け付けております。
 
 ご興味がございます方はお早めに
 ご予約・お問い合わせくださいませ。
 メールまたはお電話にて受け付けております。





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