店番2人の日々の申し送り帳
『七十二候をめぐる、花しつらい、食こよみ。』ここに至るまで。その2

写真:矢郷桃


今日は久しぶりに良いお天気ですね。
本日は364は定休日を頂いております。

今週末に開催される
『七十二候をめぐる、花しつらい、食こよみ。』
どんな会になるのか私たちも楽しみにしているところです。

今回、ひとつのモノゴトをテーマに
様々な作り手の方達が思い描くものを
またひとつにして提案する、という内容の企画にしてみました。
そのテーマが七十二候。

七十二候の季節をめぐり、花と食が折り重なる余韻を
この場で、そして暮らしに活かしていただけたらと思い、
この企画を進めることにしました。
いつもは各個人の作り手さんに単発のワークショップでお願いしていることも
多いのですが、その際にはこの人ならと思う人に思い描いたような
素敵な展示、ワークショップをしていただいています。

そんな信頼のおける作り手さん同士が融合したら、
私たちも思い描いているもの以上のものが
感じられるのではないかという期待です。
その時間、その季節を、特別に感じる時間です。

七十二候を暮らしに紐解き、窓から見える遠くの景色も
もう少し身近に感じてみたい。寄り添って暮らしに取入れてみたら
もっと暮らしは気持ちの良いモノになるのではないのだろうか、という
平井かずみさんの花と暮らしの定義に、この企画はおもしろいものになるのでは、
と思いました。
「カレンダーではない、肌で感じる暦」の表現。

そんな五感を呼び覚ます食の提案の作り手には
下北沢:七草 前沢リカさんの仕立てる食がすぐに思い浮かびました。

以前、ある会で通常の営業ではなく特別にお店を貸し切りにして
お食事を頂いた時のこと。
テーマをもとに、その作り上げたお食事の数々は、
季節の表現そのものでした。
華美でないのに心に胃に沁み入るお料理。

今回の企画に参加していただくことが出来るのか
勇気をだして緊張しながら前沢さんにお電話したら、
「もちろん、よろこんで」
という明るい声に、すーっと身体がほぐされていきました。

なぜ、前沢さんなのだろうか?
お店では、お料理と季節のことについて色々と話し込んで聞いたり、
お話してくれたりという深い会話が無くても、
前沢さんのお料理は頂くだけで、
「今はこの食材の季節だよ。
こんな風に調理すると、こんな今だけの食感が味わえるんですよ。」
と語りかけてくれるのです。
そして旬の食材を引立てる盛りつけの素敵さの中にまた
その季節が描き出されている。
というように、既に七十二候の巡りを前沢さんの仕立てるお料理に感じていたのです。

今回のこの年間の取り組みでパートナーとなっていただいた、
平井かずみさんと前沢リカさん。
初の顔合わせでしたが、作り手さんっておもしろい。
感じて欲しいこと、伝えたいことの芯は変わらない。

どんな会になるのか、やっぱり楽しみでなりません。


ゲストについては。つづく。
____________________________________________

【七十二候をめぐる、花しつらえ、食こよみ。】

開催日:2016年03月20日(日)
第一回 「桜始開〜春を慈しむ」


自由が丘にアトリエ【cafeイカニカ】を構え、
フラワースタイリストとして幅広くお仕事されている平井かずみさん。
花のある暮らしを肩ひじはらず、七十二候を通して、感じて欲しい花の
手ほどきを。

そして七十二候に基づき、季節の移ろいに想いを馳せるような
季節の食材を使った食の提案を、下北沢【七草】の料理人、
前沢リカさんに仕立てていただき、お教室の時間内に
お召し上がり頂きます。


一年を通じて不定期ではございますが、この会でおふたりの
暮らしの彩りの提案を楽しむ会としてスタートしたいと思います。
お教室は各回ご予約お申し込みとさせていただきます。

また、毎回のテーマに基づき、ゲスト展開のお楽しみも。

今回の第1回目、お教室のゲストは、この七十二候にちなみ、
お茶菓子の時間を【foodremedies(フードレメディ)】の
長田佳子さんにお願いする運びとなっております。

3人がテーマに向かい、特別に作り上げてゆく時間です。
他では見られない3人の融合がどのように花開くか楽しみです。
是非、1日限りの季節の会にご参加頂ければ嬉しく思います。


開催時間:
10時〜13時の部(満席となりました)
15時〜18時の部(満席となりました)
 (ご希望の部のご予約制となります)


次回の第二回「七十二候をめぐる、花しつらえ、食こよみ。」は
6月頃を予定しております。
七十二候のテーマに沿って、毎回内容を変えての
楽しい会にしたいと思っています。
内容が決まり次第、ご報告させていただきます。



______________________________________________

◯平井かずみ hirai kazumi(フラワースタイリスト)

草花がもっと身近に感じられるような「日常花」の提案を
ライフワークとする。
自由が丘【cafeイカニカ】を拠点に花の会やリース教室を開催。
また雑誌や広告でのスタイリングの他、ラジオ番組にも出演中。
http://www.ikanika.com

_________________________________

◯前沢リカ maezawa rika(料理人)

江戸料理の老舗や和食店で修業後、
2003年、下北沢で和食店「七草」をオープン。
旬の素材にひと手間、ひと工夫加えた、シンプルな野菜中心の和食が評判。
「野菜をひと干し きょうの一皿」「野菜の料理教室」他著書も多数。
http://nana-kusa.net/
_________________________________

◯長田佳子 osada kako(菓子研究家)

パティスリー、レストラン等で修行を積んだのち、
PLAIN BAKERY(YAECA)でのお菓子の商品開発、
製造を経て独立。
その後は、foodremedies(フードレメディ)として、
出来る限り国産の新鮮な素材を使い、日本人の身体に合う
洋菓子を研究中。ハーブやスパイスを取入れたお菓子が人気。
http://foodremedies.info/
_______________________________________________________

【ご予約、お問い合わせ、ご来店はこちらまで】
 西荻窪364
 杉並区西荻北3-13-16
 03-5856-8065
 info@sanrokuyon.com

JR中央線(土日祝は止まりません)、総武線「西荻窪」下車徒歩3分
北口を出て、左手交番前の商店街を直進。
右手に西京信用金庫、左手にクリーニングたかはしのある十字路を左折。
右手にすぐ見える2階建ての白い建物が364です。


よもやまばなし - -
<< NEW | TOP | OLD>>