店番2人の日々の申し送り帳
菊一さんに教わる「包丁研ぎ」2017

毎年秋に、手習いの場として包丁研ぎの会を催しています。

 

鎌倉菊一伊助商店。

由比ケ浜大通りに面している菊一さんのお店は、

まわりの風情も鎌倉という立地のせいか、

様々な感性のよさを感じるお洒落なお店も増える中、

私好みの渋さを感じる店構え。

気持ちよくたなびく暖簾に、[とぎ]とある。

この暖簾だけで興味が湧いてしまうのは、私だけでないはず。

外からガラス越しに中を伺うと、小上がりの板間にあぐらをかいて

軽快に刃物をと研いでいる男性の姿が見えます。

水桶に砥石を置き、ショッ、ショッと身体の芯に筋が通っているように安定した感じの所作。

これを見てひるんではいけません。一見さんお断りのお店ではないので

気軽に勇気を持って引き戸をカラカラと開ければ、

「いらっしゃい。」という挨拶。

はたしてその言葉に和むのか、さて、更に緊張を増すのか、それはその人次第。

 

菊一公明氏。鎌倉菊一伊助商店、三代目。

息子の純平さんも次の世代としてお店を切り盛りされています。

2人の研ぐ刃物の音、水の音、なかなか伺えることの無いお店の情景です。

 

料理屋さんの板前さんが刃物のメンテナンスに、

一般の人も、わが家の台所道具のお手入れにと、

近所の刃物研ぎの大将の店へ訪れるのです。

 

日々、使う包丁は、質のいいものよりも、

こまめに研いで、お手入れすることが家庭では大事なこと。

この大事は包丁が良く切れるという、道具の要の使い心地にもありますが、

何にせよ、切れる包丁は料理のおいしさが違うんだよ、と菊一さん。

鋼はもちろんのこと、ステンレスだからと安心せず、まずは研いでみて。

自分でその切れ味の塩梅を手の感触、切れ味で覚えることが、まずはじめ。

そうすると、切れなくなった時の不快感がわかる。

研ぎは、一度覚えれば、あとは毎日の所作。

受講は1回だけで十分。

 

研ぎに対しても刃物に対しても、

寛容深く、対処してくれる菊一さん。

364での包丁の取り扱いについてお話伺った際に

研ぎを教わりたいとすぐに思いました。

 

毎年続くこの包丁研ぎも、まだまだ多くの方に

知ってもらいたい、台所のキホンです。

今、知っておきたいことのひとつにして頂けたらと思います。

 

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「菊一さんから教わる包丁研ぎ」

 

日程:10月28日(土)

 

時間:第一部 12時半〜15時

   第二部 16時〜18時半

 

会費:3240円

 

教材:砥石を2本使用致しますので、ご持参ください。

(♯240と♯1200[どちらも幅50〜65mm程、長さ210mm程を推奨します])

   砥石は、364でも購入可能ですので、ご予約の際にお申し付けくださいませ。

   (♯240→1900円/♯1200→2500円)

※詳しくはお電話もしくはメールにてご相談ください。   

 

持ち物:服装

   ご家庭でお使いの刃物(包丁、ナイフ)2丁まで。

   はさみは特別な研ぎ方法となるのでお控えください。

   手ふき、エプロン(もしくは汚れてもいい服装で)

   座しての講習となりますので、女性の方はパンツスタイルでお願い致します。

 

ご予約の際には、

◯お名前

◯ご希望時間

◯ご連絡先電話番号

◯砥石を持ち込みされるか、364でご購入か

(ご購入の際には1本か2本ともかもご記入ください)

を、お知らせくださいませ。

 

 

ご予約、お問い合わせ

電話:03 5856 8065

mail:info@sanrokuyon.com

 

 


364 サンロクヨン
杉並区西荻北3-13-16
JR中央線(土日祝は止まりません)、総武線「西荻窪」下車徒歩3分
北口を出て、左手交番前の商店街を直進
右手に西京信用金庫、左手にクリーニングたかはしのある十字路を左折
右手にすぐ見える2階建ての白い建物が364です。

 

 

 

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