店番2人の日々の申し送り帳
鴨川 草soの里山の暮らしを覗いて。

鴨川:草soの「里山の暮らし」展も

来週末の2日間の開催と近づいてきました。

364では開催中、今年収穫の新米:コシヒカリやプリンセスサリー、

自家製小麦配合のパンや焼菓子、その他ジャムに加え

お醤油や梅干し、とっておきの調味料なども販売する予定です。

 

展示会の中心には「お米のこと」がテーマにはなっているのですが、

里山の暮らしには田んぼしごとの他、暮らしの中で出来るだけ、

自分たちで作ってみる、ということを実践されています。

それは、自然のサイクルの中でこの季節にはこの仕込み、この季節にはこの暮らしの準備を、

としていると、一年を通し、不思議とサイクルがあることに気づいて行くのだと思います。

そのように暮らしを通して一年を感じ、この季節にこれらを終えないと

次が越せない、決まったルーツに基づいているのです。

 

今年の2月、私たちは鴨川に行き、醤油しぼりを体験してきました。

畑中家以外にも、家族単位でこの樽を共有し、

搾り師さんと共に、搾り、家族で分配、といった醤油組を

地域に根付き始め、、いや。、根付かせたいという想いで始めているということです。

 

 

私たちは初の醤油搾り。

ただただギュッと絞るのかと思えば、

まず始めに、搾り台を水平に置く、ということから始まります。

この鴨川の里山の起伏ある場所に水平に台を設置するのは容易ではありません。

水平でないと絞りの重心が傾いてしまい充分にもろみから醤油を絞り出せなくなるということからです。

 

昨年からじっくり育て上げて来た醤油の樽は、フタをあけると

外なのに充満するような醤油の凝縮した香ばしい香りに満ちあふれました。

 

 

 

麻袋に醤油の実とされるもろみを丁寧に搾り師さんの教えのもと、

丁寧に、かつ、理にかなうよう詰めて、平に袋を重ねていきます。

手で詰めていると不思議に手に膜が張るような感じがして、

塩気は強いものの、麹や発酵菌で肌が綺麗になるというのもわかるような気さえしてくるのです。

しかしながら、外の作業は手がかじかむように寒いのですが。。。

 

 

 

様々な工程で、手間をここで省くと、おいしい醤油は絞れません。

この時に「まあ、いっか。」と適当にしてしまうのは熟成のもろみを1年かけて世話をして来たことが

無駄になるので、みんな真剣です。

 

絞り出しの褐色したそして透明に輝く液体がチョロチョロっと流れ出てくる時には感極まり、

みんなで「おおおー!」と拍手も出ます。

 

 

搾り出したあとのもろみかすは、粉にして食材に使ったり、

肥料にも、なります。余すところ無く。

 

搾り出した液体を匙ですくって味を見てみると爽やかな醤油の味で塩っけのある味。

かなり濃い味。もろみを搾り出しているのでそのはずです。

そう、まだここで完成では無かったのです。

これからは火入れ作業。薄めて煮詰める。醤油絞りは奥が深いのです。

 

 

 

家族単位の責任者、集まる。

搾り師さんが温度と濃度を調整し、

この樽全体の味を決めていきます。

「うーん、もうちょっと薄めが好いんじゃない?もう少し、が決め所かも!」などと

今年の味をみんなで相談。

 

なんか、楽しいなあ。

青空の下、今年の一年の台所の味を

近しい友人たち家族と決め合う。

「今年のお醤油でどんなお料理つくった?こうすると美味しかったよ。

そんな風にお台所の会話を一年通して、そして来年は少しこんな味に、などと

話し合う姿を想像するだけでも愛おしかったです。

 

 

さて。

完成!

ああ〜良い香り。

醤油です!

できたてのお醤油の香り、美味しさ、すごいなあ。

来てよかったな。そう思いました。

 

そして、醤油完成の宴です!

西荻窪からは寿屋の厚揚げを。

そして各家族組からは、おにぎりやお餅、

焼き鳥にしいたけ。

お醤油つけて七輪で香ばしく焼き上げて。

ふぁ〜おいひい〜。搾りたてのお醤油で味つけられたシンプルだけど贅沢な味。

それぞれの家庭で作られて来たお惣菜も、もりもりと。

鴨川からの房総の景色を見ながら、

晴れやかに幸せな気持ちになりました。

 

私達は、醤油作りの一番良いとこどりな感じでしたが、

食べること、くらすこと、助け合うことで繋がる関係って

強いんだな、と思いました。

 

 

鴨川:草soでは、田んぼしごとの方では、

みなさんと分け合う気持ちを会にして一年作業する取り組みもあります。

 

まずは今回の364展示会で、様々な暮らしの形を覗いてみてください。

草soさんの田んぼの暮らしには、当たり前だけれど、感じることがたくさんあります。

 

是非、販売はもちろんのこと、

ワークショップへもご参加頂けたら嬉しく思います。

 

よろしくお願い致します。

 

 

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鴨川・草soより

 

 

「里山の暮らし」

 

 

2017年11月11日(土)〜11月12日(日)

 

 

open:12時→19時

 

 

 

自家栽培の棚田の新米をはじめ、草so 畑中家のパンや焼き菓子

 

里山で穫れたおいしいものを取り揃え販売します。

 

(お米、パン、焼き菓子、ジャム、醤油、梅干し、他)

 

 

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ワークショップ

 

11月11日(土)または12日(日)を選択

 

 

「田んぼしごとの報告会」 

 

 各日予約制

  12時〜15時

 

 会費:3000円

(秋野菜のインドカレー+チャイとデザート、新米と冊子のお土産付き)

 

 

里山の暮らしと2017年新米までの田んぼしごとの報告をする会を開きます。

実際の田んぼの写真や映像などを見ながら、

農家:草so 畑中亨さん、美亜子さんの語りでつなぎます。

また新米プリンセスサリーのカレープレートもお召し上がり頂けます。

食べることで感じる今年の美味しい報告、

たくさんの方々に感じ取ってもらえたらと思います。

 

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ご来店、お問い合わせ、ワークショップのお申込み、

などは下記にご連絡をお願い致します。

 

 

 

364 サンロクヨン

杉並区西荻北3-13-16

JR中央線(土日祝は止まりません)、総武線「西荻窪」下車徒歩3分

北口を出て、左手交番前の商店街を直進

右手に西京信用金庫、左手にクリーニングたかはしのある十字路を左折

右手にすぐ見える2階建ての白い建物が364です。

 

 

 

 

 

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