店番2人の日々の申し送り帳
ワタナベマキのぬか漬け日記〈プロローグ〉:「ぬか漬け始めました。」

 

ぬか漬けは毎日の仕事です。

以前はとても大きなタッパーに入れて糠床を作っていました。

2〜3人家族では食べきれないほどの

ぬか漬けが出来上がってしまうことだったり、

また置き場所を取ったり、かき混ぜる大変さにカビさせてしまったりと

ぬか漬けは色々と改善が必要だなあと頭の隅っこにいつも引っかかっていました。

 

そんな時に長野のお漬物屋さんに取材で伺う機会があり

100年以上続くぬか床を見せて頂き、

その際に「ぬか床は呼吸しているんだよ」とお話をして頂きました。

腑に落ちた感覚があり、その取材から自宅に戻った後、

当時の使っていたぬか床のタッパーを、

混ぜやすいように、そしてさらに場所を取らないようにと呼吸出来る小さな陶器の壺に

ぬか床を移し替えました。

ぬか床はたくさんの量で作る方が色々な菌が混ざりあって複雑な味になるのだと思うのですが

陶器の壺でぬか床を管理するようになって、びっくりするほど

ぬか床が安定し、ぬか床が呼吸をしているということを実感するようになりました。

 

日々ぬか漬けを続けるには、今の自分の生活に合わせたぬか床でも良いのではないか?

ただ、呼吸をすることを大事にすればおいしいぬか漬けが出来るはず、と

思えました。

 

小さな壺にしたことで、いつも目に行き届く場所に置き、

混ぜ忘れること無く、ちょちょっと混ぜれば良い。

キュウリ1本を2、3等分に切り、人参半分、蕪半分、

2〜3人家族なら余すこと無いちょうど良い量を漬けることが出来ます。

 

私のぬか床は自分のぬか床に、祖母や母からもらったぬか床を足して

日々自分の糠の味を作り続けています。

そんなぬか床を新たに、

山椒、昆布、干し椎茸、赤唐辛子、からし、みかんの皮、

きな粉などたくさんの旨味が作ったぬか床にして

今回皆さんに数量限定で販売を考えています。

 

伊藤環さんの素敵な壺に私の作ったぬか床を入れて

「ぬか漬けはじました。」

としてもらえれば嬉しく思います。

 

ワタナベマキ

 

 

展示会ご来場は抽選にて予約制とさせて頂いております。

応募方法のはがきの書き方は、

こちらのブログにて5月31日の投稿に記載しております。

ご参考にご覧頂ければ嬉しいです。→

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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