店番2人の日々の申し送り帳
菊一さんに教わる「包丁研ぎ」2020年秋

 

毎年秋に、手習いの場として包丁研ぎの会を催しています。

 

鎌倉菊一伊助商店。

由比ケ浜大通りに面している菊一さんのお店は、

まわりの風情も鎌倉という立地のせいか、

様々な感性のよさを感じるお洒落なお店も増える中、

私好みの渋さを感じる店構え。

気持ちよくたなびく暖簾に、[とぎ]とある。

この暖簾だけで興味が湧いてしまうのは、私だけでないはず。

外からガラス越しに中を伺うと、小上がりの板間にあぐらをかいて

軽快に刃物をと研いでいる男性の姿が見えます。

水桶に砥石を置き、ショッ、ショッと身体の芯に筋が通っているように安定した感じの所作。

気軽に勇気を持って引き戸をカラカラと開ければ、

「いらっしゃい。」という挨拶。

はたしてその言葉に和むのか、さて、更に緊張を増すのか、それはその人次第。

 

菊一公明氏。鎌倉菊一伊助商店、三代目。

四代目の息子の純平さんが現在お店を切り盛りされている中、

おやじさん、と皆が親しみもって呼ぶ公明氏も現役さながらです。

2人の研ぐ刃物の音、水の音、なかなか味わえることの無いお店の情景です。

 

料理屋さんの板前さんが刃物のメンテナンスに、

一般の人も、わが家の台所道具のお手入れにと、

近所の刃物研ぎの大将の店へ訪れるのです。

 

日々、使う包丁は、質のいいものよりも、

こまめに研いで、お手入れすることが家庭では大事なこと。

この大事は包丁が良く切れるという、道具の要の使い心地にもありますが、

何にせよ、切れる包丁は料理のおいしさが違うんだよ、と菊一さん。

鋼はもちろんのこと、ステンレスだからと安心せず、まずは研いでみて。

自分でその切れ味の塩梅を手の感触、切れ味で覚えることが、まずはじめ。

そうすると、切れなくなった時の不快感がわかる。

研ぎは、一度覚えれば、あとは毎日の所作。

 

研ぎに対しても刃物に対しても、

寛容深く、対処してくれる菊一さん。

 

毎年続いたこの包丁研ぎ、今年をもって最後の会とさせて頂きます。

包丁研ぎは多くの方に知ってもらいたい、台所のキホンです。

 

菊一公明氏に教わる包丁研ぎの会。

ぜひご参加頂けたらと思います。

 

 

※今回の会はコロナ禍の開催につき、人数制限を少数制とさせて頂きます。

 また開催において下記の注意事項に同意の上、お申し込み頂けたら有難いです。

 この時勢の中、恐縮なお願い事ですが何卒宜しくお願い致します。

 

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「菊一さんから教わる包丁研ぎ」

 

日程:10月17日(土)

 

時間:第一部 12時半〜14時半満席となりました。キャンセル待ちを受付中です。)

   第二部 15時半〜17時半満席となりました。キャンセル待ちを受付中です。)

 

会費:3300円

 

教材:砥石を2本使用致しますので、ご持参ください。

(♯240と♯1200[どちらも幅50〜65mm程、長さ210mm程を推奨します])

   砥石は、364でも購入可能ですので、ご予約の際にお申し付けくださいませ。

   (♯240→2090円/♯1200→2750円)

※詳しくはお電話もしくはメールにてご相談ください。   

 

持ち物:服装

   ご家庭でお使いの刃物(包丁、ナイフ)2〜3丁まで。

   (鋼、ステンレスどちらも可。パンきりナイフも可。

    はさみは特別な研ぎ方法となるのでお控えください。)

   手ふき、エプロン(もしくは汚れてもいい服装で)

   座しての講習となりますので、女性の方はパンツスタイルでお願い致します。

 

ご予約の際には、

◯お名前

◯ご希望時間

◯ご連絡先電話番号

◯砥石を持ち込みされるか、364でご購入か

(ご購入の際には1本か2本ともかもご記入ください)

を、お知らせくださいませ。

 

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以下、ご来店の際の注意事項となります。

何卒宜しくお願い致します。

 

 

◎364では細心の注意を払い、店内の消毒、

 また換気などをして営業させて頂きます。

 

◎店内での接客は大変失礼かと思いますが

 マスク着用の対応とさせて頂きます。

 また、お客さまにつきましても、

 マスクを着用頂いての入店のお願いをしております。

 (包丁研ぎの際には体調に合わせて無理のない範囲で着用をお願いしております)

 

◎店内には手消毒液を設置しておりますので、ご利用頂ければと思います。

 

◎体調がすぐれない場合は、ご来場をお控え下さいませ。

 

◎ご予定が合わない場合はキャンセルのご連絡を頂けると

 有り難いです。開催3日前以降のご連絡はキャンセル料を頂く場合もございます。

 

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ご予約、お問い合わせ

電話:03 5856 8065

mail:info@sanrokuyon.com

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